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【子どもの寝つき問題】 タイプ別にみる原因と対処法

【子どもの寝つき問題】 タイプ別にみる原因と対処法

「うちの子、なかなか寝てくれない…」そんな悩みを持つ親御さんは少なくありません。日中たっぷり遊んだはずなのに布団に入ると目が冴えてしまう子、逆に少しの刺激でぐっすり眠れる子。本当に子どもによって寝つきはさまざまです。実は「体が疲れると眠くなるタイプ」と「頭が疲れると眠くなるタイプ」があると考えると、寝つきの違いに納得がいきます。この記事では、考えられる原因を「生理的・心理的・環境的」要因に分けて整理しながら、タイプ別におすすめできる就寝前の工夫をご紹介します。親子の「おやすみ時間」がもっと穏やかで温かいひとときになるように、ヒントをまとめました。


子どもの寝つきにはタイプがある?

大人でも「体を動かした後はすぐ眠れる人」や「頭を使いすぎると眠くなる人」がいます。子どもも同じで、日中の過ごし方によって寝つきの良し悪しが変わることがあります。子どもは一人ひとり体力が異なりますし、深く考えてしまうタイプがいたりとそれぞれに個性が違いますので、眠れない要因も様々です。

  • 体が疲れると眠くなるタイプ
     → 外遊びや軽い運動、入浴後のリラックスで眠気がスムーズに訪れやすい。
  • 頭が疲れると眠くなるタイプ
     → お絵描きでその日の出来事を振り返ったり、布団の中で「今日あったこと」を話すことで気持ちが整理され、自然に眠れる。

やはり自分の子どもを一番よく知るのはお母さん、お父さんです。「今日はよく眠れたな」という日を思い出し、どんな遊び方や関わり方をしたか振り返ってみてください。そうすると、お子さんのタイプが見えてくるかもしれません。


寝つけない原因を整理してみよう

「どうして寝ないのか分からない…」と思ったときは、原因を 生理的・心理的・環境的 の3つに分けてチェックすると見通しが立ちやすくなります。

1. 生理的要因

  • 生活リズムが不規則(起床時間が遅い、昼寝が長すぎる・遅すぎる・日によってバラバラ)
  • 晩ごはんが遅かったり、夜におやつを食べたりして、消化が追いついていない
  • 夜に甘いおやつを食べている
  • 気温や湿度が不快(暑すぎる/寒すぎる)
  • 体調不良(風邪・鼻づまりなど)

2. 心理的要因

  • 分離不安(親から離れる不安)
  • 日中の刺激や体験を整理できていない
  • 不安や恐怖(怖い夢、暗闇やおばけが怖いなど)

3. 環境的要因

  • 部屋が明るすぎる
  • 生活音や騒音
  • スクリーンタイム(ブルーライト)の影響
  • 遊び場と寝室が同じで「寝る場所」と認識できていない

※厚生労働省も子どもの睡眠についてのガイドを出しています。推奨の睡眠時間や夜更かしの注意などに触れています。「こども版」のページをご覧ください。https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/001181265.pdf?utm_source=chatgpt.com


チェックリストで確認

もし寝つきが悪いということなら、まずは原因を調べることから始めましょう。以下を参考に、寝る前に確認してみてください。寝つきがよくないことの原因が見つかるかもしれません。

(チェックリストの例)

要因チェック項目対応のヒント
生理的昼寝が遅すぎないか?午後3時までに終了する
生理的晩ごはんは早めか?就寝の2時間前までに済ませる
心理的日中の体験を整理できている?布団の中で「今日の楽しかったこと」を話す
環境的部屋は暗く静か?間接照明やカーテンで調整
環境的ブルーライトを浴びていない?就寝1時間前はテレビ・スマホをオフ

親子でできる「寝る前の工夫」

原因を整理したら、次は「どう対処するか」です。ポイントは「毎日のルーティン化」。子どもは繰り返しの安心感で眠りやすくなります。

  1. 寝室は暗く、静かに、適温に
  2. 夕食・入浴は寝る1時間前までに済ませる
  3. 軽いストレッチやマッサージを取り入れる
  4. 穏やかな絵本の読み聞かせをする
  5. 「今日の楽しかったこと」を共有する
  6. 深呼吸やまぶたを撫でるなど「おやすみの合図」を決める
  7. 就寝・起床時間を毎日おなじくらいにそろえる(休日も)
  8. ベッドは寝る場所と決める 
    ※ベッドでは他のことはしないと決めることで「ベッドに入る=睡眠」と、スイッチとして機能させる。
  9. 子どもが寝る前は親もスマホやテレビをやめて「家全体で寝るモード」に
子どもに合った習慣を作りましょう

タイプ別おすすめアプローチ

体が疲れると眠くなるタイプ

  • お風呂の前に軽く体を動かす遊びをする
  • 入浴後に体温が下がるタイミングで布団に入る
  • 布団の中でマッサージやストレッチを取り入れる

頭が疲れると眠くなるタイプ

  • お絵描きでその日の出来事を振り返る
  • 読み聞かせやお話で感情を整理する
  • 今日の「楽しかったこと・嬉しかったこと」を言葉にする

親の気持ちのケアも大切に

「子どもが寝ない」となると、親としても焦りやイライラが募るものです。やりたい家事や仕事が進まない、休む時間がない…そんな気持ちになるのは自然なことです。

でも、子どもが「まだ寝たくない」というのは、実は 「親ともっと一緒にいたい」「親と一緒にいる時間をおわらせたくない」という愛情表現 であることが多いのです。そう考えると、少し気持ちが軽くなるかもしれません。

寝る前のひとときは、子どもにとって「親とつながる安心の時間」。ぜひ「今日も一緒に楽しかったね」と確認できる大切な時間として捉え、親子の絆を深めるひとときにしてみてください。


幼児期におけるベビーシッターの大切な役割

ベビーシッターの役割は、単に子どもの安全を守ることにとどまりません。生活リズムを整え、安心して眠れる環境をつくることや、日中の遊びや学びをバランスよく取り入れることも大切な使命です。特に幼児期は「心と体のリズムづくり」が発達に直結するため、食事・遊び・睡眠の流れをサポートできる存在は親にとっても心強い味方になります。

LycoPoのベビーシッターは、ただお世話をするのではなく、教育的な視点を持って子どもの個性や発達段階に合わせた関わりを大切にしています。親子だけでは気づきにくい「眠りや生活リズムのヒント」を第三者の視点から見極め、保護者と一緒に成長を支える存在であることを目指しています。こうした関わりが、子どもが安心して眠れる習慣や、将来につながる生活リズムの土台づくりへとつながっていきます。

☆今日の子どもの寝つきの問題も、アドバイザーである鈴木アトム先生の指導を受けてのものです。子どもの学習から、習慣、身体的な部分まで本当に幅広い知識を持っています。経験はもちろん、学術的な視点をも交えながら、冷静で柔軟な相談をしてくれるのがアトム先生の特長です。
https://lycopo.com/東京で選ばれるベビーシッター%e3%80%80カウンセリング/


よくあるQ&A

Q1. 子どもが寝ないとき、無理に布団に入れたほうがいいですか?

A. 無理に布団に入れると、かえって「寝る=嫌な時間」と感じてしまうことがあります。眠気のサイン(あくび、目をこするなど)が出るまでは、静かな絵本やお話でリラックスさせる方が効果的です。

Q2. 眠る前のテレビやスマホはどれくらい影響がありますか?

A. ブルーライトは脳を覚醒させてしまうため、眠気を遅らせる原因になります。就寝1時間前からはテレビやスマホをやめ、代わりに読み聞かせやお話の時間を持つことをおすすめします。

Q3. 休日になると寝る時間が遅くなります。問題ありませんか?

A. 就寝・起床時間が日によって大きくずれると生活リズムが乱れ、寝つきに影響します。休日も平日とのなるべく同じように心がけると、体内時計が安定し、眠りやすさが維持されます。


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