【三項関係の成立】言葉と心が伸びる“決定的な瞬間”とは
幼児の発達を語るうえで欠かせない概念のひとつが 「三項関係(さんこうかんけい)」 です。これは、生後9〜10か月頃から始まり、1歳を迎える頃にははっきり見られるようになる「心・言語・社会性」の大きな転換点です。 わが子がふとこちらを振り返り(続きを読む)
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幼児の発達を語るうえで欠かせない概念のひとつが 「三項関係(さんこうかんけい)」 です。これは、生後9〜10か月頃から始まり、1歳を迎える頃にははっきり見られるようになる「心・言語・社会性」の大きな転換点です。 わが子がふとこちらを振り返り(続きを読む)
幼児期の子どもは日々たくさんの感情を抱え、思いついた行動にすぐ動き出したり、気持ちのままに泣いたり怒ったりすることがあります。しかし成長の過程で、子どもは少しずつ「気持ちを調整する力」や「自分を客観的に見つめる力」を身につけていきます。 そ(続きを読む)
「受け止めて、切り返す」で第二の自我を育てる幼児教育 幼児期になると、「いや!」「これじゃなきゃダメ!」「もっと!」と、強い自己主張や“ただこね”が一気に増えてきます。保護者の方にとっては大変ですが、実はこの時期の“こだわり”や“自己主張”(続きを読む)
自己形成のカギとなる「承認欲求」との上手な向き合い方 「見て見て!」と言わない。褒めても表情が動かない。ときにベタベタしてくるかと思えば、急に感情が爆発する——。 幼児期の子どもの中には、大人の評価をあまり求めないタイプがいます。「内気だか(続きを読む)
心が育つプロセスとエリクソンの生涯発達理論 「子どもはどうやって心を育てていくのだろうか?」この問いに深く答えてくれるのが、心理学者エリク・エリクソンの「心理社会的発達理論(生涯発達)」です。 エリクソンは、「人の成長は乳児期だけで終わらず(続きを読む)