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「できた!」は学びのスイッチ─評価を求め、受け入れることが成長に

「できた!」は学びのスイッチ─評価を求め、受け入れることが成長に

「見て!できたよ!」に込められた、子どもの大切なサイン

「ねえ、見て見て!できたよ!」
靴を自分で履けたとき、ブロックを高く積めたとき、ひらがなが一文字書けたとき。
子どもはよく、できたことを大人に報告してきます。

この姿は、ただの“自慢”ではありません。
子どもが成長していくうえで欠かせない、学習のはじまりのサインです。

人は、誰かに認められることで安心し、
評価や指摘を受け入れることで、次の一歩へ進めるようになります。
本記事では、「評価を求める」「評価を受け入れる」という行動が、
どのように学習と成長につながっていくのかを、発達の視点から整理していきます。


目次

  1. 「できた」を報告する子ども──評価を求める姿
  2. 評価を求める子どもの心理とは
  3. 社会的参照行動との共通点
  4. 大人はどう関わるとよいか
  5. 「できた」とあまり言わない子どもへの対応
  6. 評価や指摘を受け入れる力が、学習の基本になる
  7. まとめ|評価を通して学びは深まる

1. 「できた」を報告する子ども──評価を求める姿

2歳前後になると、子どもは自分でできることが少しずつ増えてきます。
靴を履く、コップで飲む、簡単なパズルを完成させる。
そのたびに「できた!」と報告してくる姿が見られるようになります。

これは、
「自分の行動が正しかったかどうか」
「うまくできたと認めてもらえるか」
を、大人の反応を通して確かめようとする行動です。

できたことを誰かに伝えることで、
子どもは“成功体験”をよりはっきりと自分の中に刻み込みます。

※自己肯定感とも関連しています。
 子どもの自己肯定感を育てるために大切なこと


2. 評価を求める子どもの心理とは

子どもが評価を求める背景には、承認欲求があります。
「認めてもらいたい」「自分は大丈夫だと思いたい」という、
とても自然な心の動きです。

この欲求は、わがままではなく、
社会の中で生きていくための基盤でもあります。

周囲からの評価を通して、
「こうするとよい」「これはうまくいかなかった」
という基準を学び、行動を調整していく力が育ちます。

評価は、子どもにとって“自分の現在地”を知るための大切な手がかりなのです。

※関連記事です。
 子どもの「規範意識」をどう育てる?自由とルールのバランスが大事


3. 社会的参照行動との共通点

子どもは、不安な場面や初めての状況で、
周囲の大人の表情や反応を見て行動を決めることがあります。
これは「社会的参照行動」と呼ばれる発達の特徴です。

「できた?」と確認する行動も、
この社会的参照行動と似た側面を持っています。

大人の反応を通して、
「これは良いことだった」
「次はこうしたほうがよい」
と、行動の意味づけを行っているのです。

子どものやればできるを育てる

4. 大人はどう関わるとよいか

大人の関わり方は、子どもの学び方に大きく影響します。
大切なのは、結果だけでなく過程にも目を向けることです。

「すごいね」だけで終わるのではなく、
「ここを工夫したんだね」
「最後までやろうとしたね」
といった声かけは、子どもに“学びの手応え”を与えます。

評価は、上下をつけるためではなく、
次の挑戦につなげるための道しるべとして使われると効果的です。

※ほめ方も重要です。
 子どもを伸ばす正しい「ほめ方」―才能ではなく努力を認める


5. 「できた」とあまり言わない子どもへの対応

中には、あまり「できた」と言わない子どももいます。
自己主張が控えめだったり、失敗を恐れやすかったりする場合もあります。

このような子どもには、
大人の側から気づいて声をかけることが大切です。

「さっき、一人で片づけていたね」
「最後まで頑張っていたね」
と、行動を言葉にして伝えることで、
子どもは「見てもらえている」という安心感を得られます。


6. 評価や指摘を受け入れる力が、学習の基本になる

学習は、「できた」を積み重ねるだけでは進みません。
時には、うまくいかなかった点を指摘され、
そこを修正していく経験が必要です。

評価や指摘を受け入れる力は、
学校での学習だけでなく、社会に出てからも欠かせない力です。

「ここはよかった」「ここは直してみよう」
というフィードバックを受け止められることで、
人は少しずつ成長していきます。

評価を恐れるのではなく、
学びの材料として受け取れる姿勢こそが、学習の基本形と言えるでしょう。

参考:幼児教育でもフィードバックは学びを支える(ウィズキッズ幼児教育)


7. まとめ|評価を通して学びは深まる

「できた!」と報告する子どもの姿は、
学びの芽が動き出している証です。

評価を求め、受け入れ、次に活かす。
この循環があるからこそ、学びは前へ進んでいきます。

大人の関わりは、その循環を支える重要な土台です。
認めること、伝えること、そして必要な指摘を丁寧に届けること。
その一つひとつが、子どもの“学ぶ力”を静かに育てていきます。


パパママからよくある質問3つ

Q1. 子どもが「できた!」と何度も報告してくるのは、褒めすぎると甘えになりますか?

甘えになる心配はあまりありません。
「できた!」と報告するのは、2歳前後から見られる自然な発達の姿で、
自分の行動が周囲にどう受け止められるかを確かめる大切な学びのプロセスです。
結果だけでなく「やってみたこと」「工夫したこと」を認める声かけをすることで、
子どもは安心して次の挑戦に向かえるようになります。


Q2. 指摘や注意をすると、子どものやる気や自信を傷つけてしまいませんか?

伝え方によっては、学びの力を高めることにつながります。
一方的に否定する形ではなく、「ここはよかったね」「ここはこうするともっとよくなるよ」と
良い点と改善点をセットで伝えることで、子どもは評価を“学習の材料”として受け取れるようになります。
評価や指摘は、成長のためのヒントとして届けることが大切です。


Q3. あまり「できた」と言わない子どもには、どう関わればよいですか?

子どもからの自己申告が少ない場合は、大人の側が気づいて言葉にしてあげることが有効です。
「最後までやっていたね」「さっき一人で片づけていたね」と、行動を具体的に伝えることで、
子どもは“見てもらえている”“認められている”という安心感を持ちやすくなります。
無理に報告させる必要はなく、静かな達成感を尊重する関わりも大切です。


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執筆:中山 快(株式会社リコポ 代表)

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