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主体性とメタ認知は、幼児期にこそ育つ

主体性とメタ認知は、幼児期にこそ育つ

「うちの子、ちゃんと勉強できるようになるでしょうか?」
この質問を、私はこれまで何回も聞いてきました。塾で、学校で、個別指導の現場で。
そして10年以上、子どもたちの学習と成長を見てきた今、はっきりと言えることがあります。

本当に伸びる子どもは、親がどれだけ頑張ったかではなく、
“自分で考え、自分で学べるかどうか”で決まる。

※親の頑張りも重要ではありますが、親の想いだけが先行し過ぎているケースが多々あります。

本当にいつもこのことを痛感していました。
こんなの理想だと思うかもしれませんが、私は自分で課題を見つけ、その課題を克服していける「主体性のある子ども」を育てることは十分可能だと思っています。

今日は、主体性とメタ認知をメインに、そしてその力が「幼児期」にどれほど大きく育つのかを、現場の実感と発達の視点からお話しします。


目次

  1. はじめに:伸びる子には共通点がある
  2. 10年以上の現場で見えてきた「伸びる子・伸びない子」
  3. 親が熱心でも、なぜ伸びないことがあるのか
  4. 英単語の覚え方に見る「主体性」の正体
  5. いちばん強いのは「自分に合った学び方を見つけられる子」
  6. 主体性とメタ認知が学力を決める
  7. その力は、なぜ幼児期に決まってしまうのか
  8. 就学前の幼児教育が、すべての土台になる
  9. おわりに:受験より前に、勝負は始まっている

1. はじめに:伸びる子には共通点がある

テストの点数、偏差値、合格実績。
教育の世界では、どうしても「結果」に目が向きがちです。

けれど、長く子どもたちを見ていると、結果の手前にある“もっと根本的な違い”が見えてきます。

それは
「この子は、自分で考えて学んでいるか?」
という一点です。


2. 10年以上の現場で見えてきた「伸びる子・伸びない子」

私はこれまで10年以上、塾や教育現場で子どもたちと関わってきました。
受験指導、定期テスト対策、学習習慣づくり。いろいろなタイプの子を見てきました。

そこで痛感したのは、
本当に大きく伸びるのは、主体性のある子どもだけだということです。

主体性とは、
・何ができていないかを自分で見つけ
・どうすればよいかを考え
・それを行動に移せる力

この力を持っている子は、学年が上がるほど加速度的に伸びていきます。


3. 親が熱心でも、なぜ伸びないことがあるのか

教育熱心なご家庭はたくさんあります。
塾、講習、合宿、ドリル、オンライン教材……
「ここまでやれば大丈夫」と思えるほど、子どもに投資をしているご家庭も珍しくありません。

しかし、現実には
親がどれだけ頑張っても、子どもが伸びないケースは少なくありません。

理由はシンプルです。
学ぶのは親ではなく、子ども本人だからです。

外から与えられた課題を「やらされている」状態では、
子どもは「自分で考える力」を使わなくなります。
その結果、量はこなしても、質が育たないのです。


4. 英単語の覚え方に見る「主体性」の正体

ここで、具体例をひとつ。

英単語の覚え方には、実にいろいろな方法があります。
書いて覚える子、
何度も見る子、
単語帳にチェックをつける子、
アプリでクイズ形式で覚える子。

私自身は、長文をひたすら読んで、分からない単語を拾い出すタイプでした。

どれが正解か?
答えは、「その子に合っているもの」です。

そして、いちばん強いのは、
「自分にとって、どのやり方がいちばん覚えやすいか」を見つけられる子です。


5. いちばん強いのは「自分に合った学び方を見つけられる子」

能力や気質は一人ひとり違います。
集中できる時間、視覚優位か聴覚優位か、失敗への耐性、好奇心の向き。

だからこそ、
自分を観察し、自分に合った方法を調整できる子が、最終的に勝ちます。

これは心理学でいう「メタ認知」に近い力です。
メタ認知とは、「自分の状態を客観的に把握する力」のことです。

※メタ認知の関しての記事です。
 子どもの未来を変える「メタ認知」とは?幼児期から育む最強の学習力


6. 主体性とメタ認知が学力を決める

学力を決めるのは、
IQでも、塾の数でも、問題集の冊数でもありません。

「自分は今、何が分かっていないか」
「どうすればよくなるか」
を考えられる力です。

これが主体性であり、メタ認知です。

この力がある子は、
先生がいなくても学べます。
塾がなくても伸びます。
大人になっても学び続けられます。

※メタ認知に関連した記事です。
 「自分と会話できる子」は強い—幼児期に育てたい“自己内対話能力”


7. その力は、なぜ幼児期に決まってしまうのか

残念ながら、これらの力は
小学生・中学生になってから劇的に育てるのは難しいのが現実です。

なぜなら、主体性やメタ認知は
「知識」ではなく
「思考のクセ」「心の土台」だからです。

そしてこの土台は、
3〜6歳の時期に急速に形成されます。

参考リンク 幼児の自己調整機能(Self-Regulation)に関する研究の課題と今後の展望


8. 就学前の幼児教育が、すべての土台になる

幼児期の教育とは、
早く字を覚えることでも、
計算をさせることでもありません。

・自分で考える
・試してみる
・うまくいかなくてもやり直す
・「どうしたらいい?」と考える

このプロセスを、安心できる環境で何度も経験すること。
これが、主体性とメタ認知を育てます。

だからこそ、
受験が始まる前、学校に入る前の今こそが、いちばん重要なのです。

※発達のピラミッドの学習が学習意欲を高める、主体性を育てる一つのキーになります。
 幼児教育は学びの土台づくり 基礎感覚・身体調整・高次機能を育む

発達のピラミッド

9. おわりに:受験より前に、勝負は始まっている

たくさんの教材を買うより、
たくさんの講座に通うより、
子どもに必要なのは、

「自分で考えていいんだ」
「自分で決めていいんだ」
という経験です。

それができる子どもは、
どんな時代でも、
どんな勉強でも、
自分で道を切り開いていきます。


今日のおさらいQ&A3問

Q1. なぜ「主体性のある子ども」がいちばん伸びるのですか?

主体性のある子どもは、「何ができていないか」「どうすればよくなるか」を自分で考えられるからです。
塾や先生がいなくても学び続けられるため、学年が上がるほど差が広がっていきます。受け身で与えられた課題をこなすだけの学習より、自分で課題を見つける学習の方が、長期的な成長につながります。


Q2. 親がたくさん勉強させれば、主体性は育ちませんか?

残念ながら、勉強量と主体性は比例しません。
親が決めたスケジュールをこなすだけの学習は、「言われたことをやる力」は育ちますが、「自分で考える力」は育ちにくくなります。主体性は、子どもが試行錯誤しながら「自分で決める」経験の中で育ちます。


Q3. 主体性やメタ認知は、いつから育てるのがよいのでしょうか?

もっとも伸びやすいのは幼児期です。
2〜6歳の時期は、自分の気持ちや行動を振り返り、「どうしたらうまくいくか」を考える力が急速に育ちます。小学生以降はその土台の上で学習が進むため、就学前の関わり方がその後の学びの質を大きく左右します。


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執筆:中山 快(株式会社リコポ 代表)

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