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子どもが「だって」と言い出したら 反論が増える理由と親の関わり方

子どもが「だって」と言い出したら 反論が増える理由と親の関わり方

「早く片づけなさい」「もう寝る時間だよ」と声をかけたとき、
子どもから返ってくる「だって……」。

言い訳のように聞こえて、ついイラッとしてしまうこともありますよね。
けれど実はこの「だって」、子どものわがままや反抗ではなく、
心と言葉の発達が一段階進んだサインでもあります。

この記事では、
子どもが「だって」を使い始める意味や背景、
成長とともに見られる言葉の変化、
そして親がどのように関わるとよいのかについて、具体例を交えながら解説していきます。


目次

  1. 子どもが「だって」を使い始める理由
  2. 「だって」は成長の証
  3. 成長すると「だから」に変わっていく
  4. 命令に対して理由を主張するようになる背景
  5. 「だって」への親の対処法と意識したい関わり方

子どもが「だって」を使い始める理由

ある時期から、子どもは大人の言葉に対して反論のような言い方をし始めます。
その代表的な言葉が「だって」です。

たとえば、
「早く着替えなさい」と言うと、
「だって、まだこの遊びが終わってないんだもん」
「だって、お腹すいてないんだもん」
というように返してくる場面が増えてきます。

この時期の子どもは、
「言われたことに従う」だけでなく、
自分の行動には理由があるということを、言葉で説明しようとし始めています。

また、
大人の指示や気持ちの“背景”にも少しずつ気づき始めます。
「なんで急かされるんだろう」
「どうして今それをしないといけないんだろう」
といった疑問を持ち、その違和感を「だって」という形で表現しているのです。


「だって」は成長の証

「だって」と言われると、
つい「口答え」「反抗的」と感じてしまいがちですが、
発達の視点で見ると、これはとても健全な変化です。

子どもは、
・自分の気持ち
・自分の状況
・自分なりの理由
を言葉にして伝えようとしています。

これは、
語彙力や文章力の成長だけでなく、
「自分はこう思っている」という自己主張の芽生えでもあります。

つまり、「だって」が増えてきたということは、
子どもが“考えながら行動する存在”へと一歩進んでいる証拠なのです。

※関連記事です。こちらは子どもの「なんで?」に対してです。
 【保存版】子どもの「なんで?」は成長のサイン

子どものなんで

成長すると「だから」に変わっていく

さらに成長していくと、
「だって」だけでなく「だから」という言葉を使い始めるようになります。
目安としては、だいたい6歳前後の時期に見られることが多いです。

「だって」はどちらかというと感情寄りの説明ですが、
「だから」は原因と結果をつなぐ論理的な言葉です。

たとえば、
「だって疲れてるんだもん」から、
「今日はたくさん遊んだから疲れてる」
というように、理由の構造がより整理された表現へと変化していきます。

これは、
思考が感情中心から、少しずつ論理的な整理へ移っていく過程でもあります。


命令に対して理由を主張するようになる背景

「早く宿題しなさい」
「テレビやめなさい」
こうした命令に対して、子どもが

「だって今いいところなんだもん」
「だから今はやりたくない」

と理由を主張する場面も増えていきます。

このとき、
自分の理由が受け止めてもらえないと、
子どもは次第に「どうせ言っても聞いてもらえない」と感じ、
拗ねたり、怒ったり、親から心理的に距離を取るようになることもあります。

また、家庭内で「命令される経験」が多いほど、
子どもは友達関係の中でも
「自分の思いを通そうとして衝突する」
場面が増えることがあります。

これは性格の問題というより、
コミュニケーションの学習途中で起こる自然な摩擦とも言えます。


「だって」への親の対処法と意識したい関わり方

子どもが「だって」と言ったとき、
頭ごなしに否定したり、すぐに言い負かそうとするよりも、
まずはその理由に一度耳を傾けてみることが大切です。

たとえば、
「だってまだ遊びたいんだもん」
と言われたとき、

「もう時間だから!」と即座に遮るのではなく、
「そっか、まだ遊びたかったんだね」
と一度気持ちを受け止めたうえで、
「じゃあ、あと5分で終わりにしようか」
と提案型の声かけに変えてみるだけで、子どもの納得度は大きく変わります。

命令形よりも、
「どうする?」「こうしたらどうかな?」
と選択肢や提案の形にすると、
子どもは“自分で決めた”という感覚を持ちやすくなります。

結果として、
指示に従いやすくなり、
親子の衝突も減っていきます。

参考:子どもの「なぜなら」と「だから」の理解の発達(PubMed)


おわりに

「だって」と言い返してくる子どもは、
ただ反抗しているわけではなく、
自分の気持ちや理由を言葉にしようとしている最中です。

その姿は、
わがままではなく、成長の途中にある大切なプロセス。

少し余裕をもって、
「この子、今“考える力”が伸びているんだな」
と受け止められると、
親の関わり方も自然と変わっていきます。

子どもの「だって」は、
対立の種ではなく、対話の入り口。
その視点で向き合えると、親子の関係もぐっと楽になります。


関連Q&A 三問

Q1. 子どもが「だって」と言い返すのは、わがままや反抗でしょうか?

多くの場合、わがままや反抗心だけではなく、「自分の考えを持ち、それを伝えようとする力」が育ってきたサインです。内面の成長として捉える視点も大切です。


Q2. 「だって」と言われるとイラッとしてしまいます。どう対応すればよいですか?

まずは感情的に否定せず、「そう思ったんだね」と受け止めたうえで理由を聞く姿勢が有効です。対話を通じて、考えを言葉で整理する力が育ちます。


Q3. 何歳頃から「だって」を使うようになりますか?

個人差はありますが、3〜5歳頃から増えることが多いです。相手の意図やルールを理解し始め、自分の気持ちを説明しようとする発達段階と重なります。


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執筆:中山 快(株式会社リコポ 代表)

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