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子どもが自分の役割を認識するということ

子どもが自分の役割を認識するということ

3歳ごろから始まる社会性の大きな一歩

「最近、お店屋さんごっこばかりしている」
「急に“ママはこれね、私はこれ”と役割を決めたがるようになった」
「ヒーローやアイドルになりきって遊ぶ時間が増えた」

3歳前後の子どもと関わっていると、
こんな変化を感じる場面が増えてきます。

これらは偶然でも、ただの遊びのブームでもありません。
子どもが“自分の役割”に気づき始めたサインです。

今回は、
子どもの社会性の発達という視点から、
「3歳ごろに起こる役割意識の芽生え」と、
大人がどう向き合えばよいのかを丁寧に整理していきます。

※今回は下記の記事において「社会性」にスポットを当てています。
 子どもの発達 結局メインは2つ!


目次

  1. 3歳ごろ、子どもは「自分の役割」に気づき始める
  2. 3歳の子どもに見られる社会性の特徴
  3. ままごと・ヒーロー・アイドルへの憧れが意味するもの
  4. 子どもの役割意識に大人はどう向き合うか
  5. まとめ:役割に気づくことは、社会への入り口

1.3歳ごろ、子どもは「自分の役割」に気づき始める

3歳前後は、子どもの発達において非常に大きな転換点です。
身体面・言語面・認知面が大きく伸びるだけでなく、
社会性の発達が目に見える形で表れてくる時期でもあります。

この頃の子どもは、
「自分」と「他者」をはっきりと区別できるようになります。

それに伴って、
「自分は何をする人なのか」
「相手は何をする人なのか」
という役割への気づきが生まれてきます。

たとえば、
・自分は“お客さん”、相手は“店員さん”
・自分は“お母さん役”、相手は“子ども役”

こうした区別ができるようになるのは、
社会性が一段階深まった証拠です。


2.3歳の子どもに見られる社会性の特徴

人のやっていること、仕事に興味を持つ

3歳ごろになると、
子どもは周囲の大人や年上の子が
「何をしているのか」に強い関心を持ち始めます。

掃除、料理、レジ打ち、運転、パソコン作業。
以前は気にも留めなかった行動を、
じっと観察したり、真似したりするようになります。

これは、
「その人がどんな役割を担っているのか」を
理解しようとしている過程です。


お店や、そこで働く人に興味を持つ

スーパーやコンビニで、
「この人は何をしているの?」
「どうしてここにいるの?」
と質問が増えるのも、この時期の特徴です。

子どもは、
場所と役割が結びついていることに気づき始めています。

お店には
・売る人
・買う人
がいる。

この構造を理解することは、
社会の仕組みを理解する第一歩です。


ままごと遊びに強く興味を持つ

3歳ごろのままごと遊びは、
単なる「遊び」ではありません。

そこでは、
・役割を決める
・役割に合った行動をする
・相手の役割を意識する

といった、非常に高度な社会的スキルが使われています。

「あなたは赤ちゃんね」
「私はお母さんだから、こうするね」

こうしたやり取りは、
役割を前提にしたコミュニケーションそのものです。

※関連する記事です。
 子どもの「ごっこ遊び」に隠された発達の魔法

※「ごっこ遊び」についてこちらのリンク先でとても詳しく、かつ分かりやすく説明してくれています。 →保育園でのおすすめ「ごっこ遊び」8選。発達する力やねらいは?(ほいくis)

ごっこ遊び

決められたルールに従おうとする

3歳前後になると、
「それは違うよ」
「こうするんだよ」
と、ルールを守ろうとする姿も見られるようになります。

これは、
社会には“役割ごとの決まり”がある、
という理解が進んでいる証拠です。

※関連する記事です。これらの成長はレジリエンスにも人間関係、レジリエンスにも関連します。
 友だち関係は、子どもの「心の筋力」を育てる


3.ままごと・ヒーロー・アイドルへの憧れが意味するもの

この時期の子どもは、
ままごとだけでなく、
ヒーローやアイドルになりたがることも増えます。

ヒーローは「守る人」
アイドルは「応援される人」

子どもは、
こうした分かりやすい役割モデルを通して、
「役割とは何か」を学んでいます。

たとえば、
ヒーローごっこでは
・悪いことを止める
・困っている人を助ける

という行動が自然に再現されます。

これは単なる空想ではなく、
社会の中で期待される役割を、遊びの中で試している状態です。


4.子どもの役割意識に大人はどう向き合うか

子どもが役割に気づき始めたとき、
大人に求められるのは「正しく教えること」ではありません。

まず大切なのは、
子どもが役割を演じようとしている姿を、そのまま受け止めることです。

「そんなの違う」
「本当はこうでしょ」
と修正するよりも、

「そういう役なんだね」
「よく見ているね」
と関心を向けることが、社会性の発達を支えます。

また、
役割に伴う行動を言葉で補足してあげることも効果的です。

「店員さんは、こうやってお客さんを助けるんだね」
「ヒーローは、困っている人を見逃さないんだね」

こうした言葉が、
役割理解をより深いものにしていきます。


5.まとめ:役割に気づくことは、社会への入り口

3歳ごろの子どもが見せる
ままごと遊びや役割へのこだわりは、
社会性の発達が順調に進んでいる証です。

自分の役割に気づくことは、
「社会の一員になる」ための大切な一歩。

その芽を摘まず、
安心して試せる環境を用意することが、
大人にできる最大の支援です。


パパママからよくある質問3つ

Q1.3歳で「役割」が分かるようになるのは、早すぎませんか?

早すぎることはありません。むしろ自然な発達です。
3歳ごろは、「自分」と「他者」を区別できるようになり、社会性が大きく伸びる時期です。その中で「自分は何をする人か」「相手は何をする人か」といった役割への気づきが芽生えます。ままごと遊びやごっこ遊びは、その発達を象徴する行動です。


Q2.ままごとやヒーローごっこは、どんな力につながっていますか?

社会の仕組みや人との関係を理解する力につながっています。
役割になりきる遊びでは、「役割に合った行動をする」「相手の役割を意識する」といった高度な社会的スキルが使われています。これは、将来の協調性や対人関係の土台となる大切な経験です。


Q3.子どもが決めた役割が偏っていても、修正したほうがいいですか?

無理に修正する必要はありません。
役割遊びは、子どもが社会を理解しようとする試行錯誤の場です。「そういう役がやりたいんだね」と受け止めた上で、大人がさりげなく別の役割を示したり、言葉で補足したりすることで、自然と視野が広がっていきます。


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執筆:中山 快(株式会社リコポ 代表)

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