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子どものなき声 それは困らせたいではなく“助けてほしい”のサイン

子どものなき声 それは困らせたいではなく“助けてほしい”のサイン

子どもの機嫌がよいときは、自然と笑顔で関われる。
一緒に遊ぶのも楽しいし、成長を感じられて嬉しい。
けれど――感情を崩し、泣きわめき、なかなか切り替えられないとき。
「どう対応すればいいのかわからない」「正直、なだめるのが苦手」
そう感じる保護者の方もいらっしゃると思います。
さらに、それに罪悪感を感じすぎてしまう方もいらっしゃいます。

そして、その場面が続くと、
「また始まった」「どうしてこの子はこんなに大変なの?」
そんな思いが頭をよぎり、気づけばイライラが募っていくこともあります。

本日の記事では、
子どもの泣き声や扱いづらさに心が揺さぶられたとき、どう考え、どう関わればよいのかを、発達と心理の視点から整理していきます。
完璧な対応を目指す必要はありません。
まずは「見方」を少し変えるところから、一緒に考えていきましょう。


目次

  1. 子どもの泣き声にイライラしてしまう瞬間
  2. 大人の感情は、子どもに伝染する
  3. 泣くことは「自己主張できている証」
  4. 「この子は何を望んでいるのか?」と考えてみる
  5. 「困らせようとしている」と感じたら要注意
  6. 共感的なかかわりを“目指す”という姿勢
  7. うまくいかなかったときのリカバリー
  8. 親が休むことも、子どものためになる

1. 子どもの泣き声にイライラしてしまう瞬間

子どもの泣き声は、想像以上に大人の神経を刺激します。
高い音量、止まらない訴え、理由が分からない不機嫌さ。
それが続くと、どんなに穏やかな人でも心が削られていきます。

「機嫌のいいときは、こんなにかわいいのに」
「どうして今、このタイミングで泣くの?」

そう感じてしまうのは、親として未熟だからではありません。
泣いている子どもに対応すること自体が、非常にエネルギーを使う行為なのです。

しかも、仕事や家事、睡眠不足が重なれば、余裕がなくなるのは当然です。
まずは「イライラしてしまう自分」を責めすぎないことが、最初の一歩になります。

こどものだだこね、自我の強い子

2. 大人の感情は、子どもに伝染する

子どもは、大人の表情や声のトーン、呼吸の速さにとても敏感です。
大人がイライラを抱えたまま関わると、その緊張感は自然と子どもにも伝わります。

すると、
・子どもはさらに不安になる
・不安が強まり、泣き方が激しくなる
・大人は「もう無理」と感じてしまう

こうした悪循環が生まれやすくなります。

これは「しつけが足りない」わけでも、「性格の問題」でもありません。
感情が感情を呼ぶ構造が、そこにあるだけなのです。


3. 泣くことは「自己主張できている証」

子どもにとって、泣くことは大切なコミュニケーション手段です。
言葉が十分に使えない時期ほど、泣くことで
「不快だ」「困っている」「助けてほしい」
という気持ちを伝えています。

泣けるということは、
自分の内側に起きている感覚を、外に出せているということ。
それは、実はとても健全な姿です。

大人の都合から見ると「扱いづらい行動」に見えても、
発達の視点では「自己主張ができている状態」と捉えることができます。

「イヤイヤ期」はなぜ起こるの?―心の発達に欠かせない大切な時期―
「イヤイヤ期」の乗り越え方 ― 心を育てる親の関わりと対処法 ―


4. 「この子は何を望んでいるのか?」と考えてみる

もちろん、子どもの望みが常に叶えられるわけではありません。
「今は無理」「それはできない」
そう伝えなければならない場面も、必ずあります。

それでも大切なのは、
望みを探ろうとする姿勢です。

・疲れているのか
・切り替えがうまくいかないのか
・思い通りにならなくて悔しいのか

試行錯誤しながらやりとりを重ねる過程そのものが、
子どもの心の力を育てていきます。

「すぐに正解を出さなければ」と思わなくて大丈夫です。
探し続けること自体に意味があります。

※子どもが嘘をつくことさえ、見方次第で子どもの成長ととらえることができます。心や、知能が成長しなければ嘘はつけません。
 子どもの「嘘」や「汚い言葉」成長のサインと親の向き合い方


5. 「困らせようとしている」と感じたら要注意

もし、
「この子は私を困らせようとしている」
「わざとやっている気がする」
そんな考えが浮かんできたら、それは重要なサインです。

そのサインは、
親自身がかなり追い詰められている可能性を示しています。

子どもは基本的に、
大人を困らせるために泣くことはありません。
そう見えてしまうときは、大人の心の余裕が限界に近づいていることが多いのです。


6. 共感的なかかわりを“目指す”という姿勢

「共感的に関わりましょう」と聞くと、
「そんな余裕はない」「理想論では?」と感じるかもしれません。

それで大丈夫です。
完璧に共感する必要はありません。

・気持ちを分かろうと“意識する”
・すぐにできなくても「分かりたい」と思う

それだけでも、子どもとの関係性は変わっていきます。
親も人間です。疲れる日もあります。
できない日があって当然なのです。

子どもの幸せを育てる力 幼児期から育つ「感情コンピテンス」とは?
※感情コンピテンスとは子ども自身が感情を理解し、表現し、他者と共感できるようになる力のことです。今の感情を共有していくことで子どもも感情を学習していきます。


7. うまくいかなかったときのリカバリー

イライラをぶつけてしまった。
泣き疲れるまで無視してしまった。
そんな経験があっても、取り返しがつかなくなるわけではありません。

大切なのは、
落ち着いたあとに、親自身が振り返り、子どもに伝えること

「さっきは大きな声を出してごめんね」
「ママ(パパ)も、いっぱいいっぱいだったんだ」

こうした言葉は、子どもにとって
「関係は修復できる」という大切な学びになります。

※完璧である必要はありません。子どものことで悩む、考えることこそ重要です。
 「完璧じゃなくていい」─“悩める親”こそ、子どもに寄り添える人


8. 親が休むことも、子どものためになる

子どもの泣き声に向き合い続けるには、
親の心と体に余白が必要です。

私たちは、会員様には
365日いつでも子育て相談に対応しています。
また、私たちが子育てのサポートをしている間、買い物やちょっとした仕事など親御さんが数時間用事を済ませたり、ジムなどに行き、リラックスできる時間をつくってたりする方もいらっしゃいます。

親が休むことは、甘えではありません。
それは、子どもを大切にするための準備でもあります。

参考:乳幼児期に重要な「アタッチメント形成」とは?(ベネッセ教育情報)


パパママからよくある質問3つ

Q1. 子どもが泣き続けているとき、すぐに対応しないのはよくないのでしょうか?

必ずしも「すぐ」でなくて大丈夫です。大切なのは、無視することではなく、親自身が落ち着く時間を確保すること。深呼吸をしたり、少し距離を取ったりしてから関わる方が、結果的に子どもの安心につながる場合もあります。


Q2. 「泣く=自己主張」と考えると、わがままを助長しませんか?

助長にはなりません。泣くことは「要求をすべて通す」ことではなく、「気持ちを伝える手段」です。望みをそのまま叶えられなくても、「気持ちは受け取った」と伝える経験が、子どもの感情調整力を育てます。


Q3. 子どもが「わざと困らせている」と感じてしまう私は、親失格でしょうか?

いいえ、そう感じるほど追い詰められているサインです。その気づき自体が、とても大切です。親も人間です。一人で抱え込まず、誰かに相談したり、休む時間をつくることで、また子どもと向き合う力を取り戻せます。


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執筆:中山 快(株式会社リコポ 代表)

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