象 クマ

ブログ

- Blog -

子どもを支えるために、まずは自分のケアを

子どもを支えるために、まずは自分のケアを

安定した関わりは、養育者の“支えられ感”から生まれる

「子どものために、もっと頑張らなきゃ」
そう思えば思うほど、心も体も疲れてしまうことがあります。

子育てに真剣な人ほど、
「弱音を吐いてはいけない」
「自分が踏ん張らなければ」
と、知らず知らずのうちに一人で抱え込んでしまいがちです。

けれど、子どもを安定して支え続けるために、
**一番最初に守られるべき存在は、実は“養育者自身”**です。

今回は、普段アタッチメントについて多くの記事を書いてきた立場から、
あえてアタッチメント理論そのものには深く触れず、
「子どもを支える側を、どう支えるか」
という視点でお話ししたいと思います。


目次

  1. 安定した関わりは「個人の努力」だけでは続かない
  2. パートナーの支えがもつ大きな意味
  3. 子育ては「チーム」で取り組むもの
  4. 親自身の心身のケアは、子どものためでもある
  5. 養育者の孤立が、もっとも危険
  6. 私たちが大切にしている「養育者に寄り添う支援」
  7. まとめ:支えられている人ほど、やさしくなれる

1. 安定した関わりは「個人の努力」だけでは続かない

子どもへの関わりが安定している人、
あるいは不安定さを感じやすい人――
どちらであっても、周囲の協力は不可欠です。

「アタッチメントが安定している親だから大丈夫」
「不安定だから支援が必要」
という単純な話ではありません。

どんな養育者でも、

  • 疲れる日がある
  • 余裕を失う瞬間がある
  • 感情が揺れるときがある

それは自然なことです。

安定した関わりとは、完璧な関わりではありません。
回復できる環境があるかどうか、
支えに戻れる場所があるかどうか、
そこが何より重要です。

※改めて「愛着・アタッチメント」についてはこちらをご覧ください。ブログのカテゴリーにもまとめています。
 「アタッチメント(愛着)」について—子どもの“心の土台”になる力


2. パートナーの支えがもつ大きな意味

多くの研究で示されているのが、
夫婦・パートナー間の関係が良好な家庭ほど、子どもの情緒が安定しやすい
という点です。

これは、「夫婦仲が良い=いつも仲良し」という意味ではありません。

  • 気持ちを言葉にできる
  • つらさを分かち合える
  • 一人で抱え込まなくていい

こうした心理的な安全感があることが大切なのです。

養育者が誰かに支えられているとき、
子どもに向き合う表情や声のトーンは、自然と柔らかくなります。

逆に、
「全部自分でやらなきゃ」
「誰にも頼れない」
という状態が続くと、どんな人でも余裕を失ってしまいます。

※関連記事です。
 親と子どもの関係は「遺伝」するのか?


3. 子育ては「チーム」で取り組むもの

子育ては、決して一人で完結するものではありません。
本来はチームで行う営みです。

そのチームには、さまざまな存在が含まれます。

  • パートナー
  • 祖父母や親族
  • 保育園・幼稚園
  • 地域の子育て支援事業
  • 専門職(保育士、相談員、シッターなど)

誰か一人にすべてを背負わせないこと。
これが、長く安定した子育てを続けるための大前提です。

「頼ること」は、甘えではありません。
**持続可能な子育てのための“技術”**です。


4. 親自身の心身のケアは、子どものためでもある

養育者の心身の状態は、
想像以上に子どもに伝わります。

  • 寝不足
  • 慢性的な疲労
  • 不安や抑うつ
  • 強いストレス

これらを無理に押し殺しても、
子どもは雰囲気として感じ取ります。

必要に応じて、

  • 医療機関
  • カウンセリング
  • 公的な相談窓口

を利用することは、子どものための選択でもあります。

参考として、アクセスしやすい窓口を挙げておきます。

「相談するほどではない」と感じる段階こそ、
実は一番相談していいタイミングです。


5. 養育者の孤立が、もっとも危険

子育てにおいて、最も避けたいのが孤立です。

  • 話し相手がいない
  • 気持ちを吐き出す場がない
  • 「分かってもらえない」と感じている

この状態が続くと、
自己否定感や無力感が強まりやすくなります。

そしてこれは、
「愛情が足りない」
「意識が低い」
から起きるのではありません。

孤立は環境の問題です。

だからこそ、
「一人にしない仕組み」
を社会全体でつくる必要があります。

子どもと一緒に悩むことが大事です

6. 私たちが大切にしている「養育者に寄り添う支援」

私たちは、
単なるベビーシッター・保育サービスではありません。

子どもを支えることと同じくらい、
養育者に寄り添うことを大切にしています。

  • 365日いつでも相談可能
  • LINE・メール・電話での対応
  • 必要に応じて訪問相談

相談内容は、
子育てや教育のことだけではありません。

  • 眠れていない
  • 気持ちが沈んでいる
  • 誰かに話を聞いてほしい

そうした養育者自身の心身の安定についての相談も、
とても重要だと考えています。

相談を受けるスタッフは、
経験があり、穏やかで、
「否定しない」「急がせない」人たちです。

答えを押しつけるのではなく、
一緒に整理し、寄り添う体制と環境を整えています。


7. まとめ:支えられている人ほど、やさしくなれる

子どもを安定して支えるために、
まず必要なのは、
「もっと頑張ること」ではありません。

  • 支えられている感覚
  • 頼っていいという安心
  • 回復できる場所

これらがあってこそ、
人はやさしく、安定して関わり続けることができます。

子育てはマラソンではなく、駅伝です。
一人で走り切ろうとしなくていい。

子どもを支えるために、
まずはあなた自身が支えられていてください。


リコポ式おさらいQ&A3問

Q1.子どもへのアタッチメントが安定していれば、親のケアはそれほど必要ないのでは?

いいえ、アタッチメントが安定している人ほど、実は周囲の支えを受けています。 安定した関わりは個人の資質だけで成り立つものではなく、パートナーや家族、支援環境によって「回復できる余白」があるからこそ保たれます。安定・不安定に関わらず、養育者には支えが必要です。


Q2.子育てで「頼ること」に罪悪感を感じてしまいます。甘えではありませんか?

甘えではありません。子育ては本来「チーム」で行うものであり、頼ることは責任放棄ではなく、持続可能な子育てのための大切な選択です。一人で抱え込むことの方が、心身の負担を増やし、結果的に子どもへの関わりを不安定にしてしまうことがあります。


Q3.養育者の心身のケアは、本当に子どもに影響しますか?

大きく影響します。養育者の疲労や不安、孤立感は、言葉にしなくても雰囲気として子どもに伝わります。逆に、養育者が「支えられている」「話を聞いてもらえる」と感じている状態は、子どもに安心感を与えます。養育者のケアは、子どものためのケアでもあります。


ご希望の方はオンライン15分何でも相談(無料)をご利用ください。  
〇 無理な勧誘なし 〇 パパ・ママどちらの参加も歓迎 〇カメラOFFでもOK 〇LINE通話で実施
※お申込みは公式ライン、もしくはお問い合わせフォームから「無料面談希望」と記入してご連絡ください。
体験ベビーシッター(2,000円/1時間 ※特別価格(税込)最大4時間)も募集しています。
体験後にすぐご入会いただく必要はありません。

幼児教育は「今しかできない」貴重な教育です。
今しかできない「幼児教育」──リコポ幼児教育が選ばれる理由
ご家庭に合った最適なサポート方法を、ゆっくり一緒に考えていきましょう。

執筆:中山 快(株式会社リコポ 代表)

《 体験シッターのご案内 》

はじめての方限定!
初回2,000円で体験できます。

はじめての方限定で、半額の1時間2,000円(税別)で体験できます。

ご対応エリアは、東京都・都内から1時間程度の近郊エリアになります。

《 体験シッター料金 》

ご利用時間分(最大6時間)

交通費(公共交通機関最安値)

※お支払いは、「会費ペイ」というアプリから、
クレジットカード・口座振替・コンビニ払いでの
お支払いが可能です。