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男性ベビーシッターはリスクか、資源か

男性ベビーシッターはリスクか、資源か

英語の勉強をするのが、私の日課の1つとなっています。
そこで、リスニング力を鍛えるため英語字幕・英語音声で海外ドラマ『モダン・ファミリー』を毎日1話視聴することにしています。
私がアメリカのホームドラマである『モダン・ファミリー』を選んだのは、好きなSFやビジネス・法律系のドラマと違って、専門的な英単語があまり出ず、日常的な言葉がたくさん使われることが理由です。
実際難しい英単語はほとんど出ず、家庭や日常でよく使われるフレーズや単語でドラマが繰り広げられます。リスニング力を鍛えながら、自然な会話表現や文化背景も学べるので、とても良いトレーニングになっています。

その中で、ある青年が強く印象に残りました。それがアンディという男性ベビーシッターです。彼は筋肉質で爽やか、子どもと全力で遊び、家族に誠実で、困った時には頼れる存在として描かれています。単なる「お手伝いさん」ではなく、子どもにとって安心できる大人の一人――そんな役割を担っています。 (参考:『モダン・ファミリー』概要 wikipedia

しかし、日本で「男性ベビーシッター」と聞くと、アンディのような温かいイメージよりも、先に不安が浮かぶ方も少なくないでしょう。「男性に子どもを預けて大丈夫?」「力が強すぎない?」「距離感は?」といった疑問が頭をよぎるのは、決しておかしなことではありません。

では、男性であることは子どもにとってリスクなのでしょうか。それとも資源なのでしょうか。
本記事では、私自身の視点と教育の知見を交えながら、この問いを考えていきたいと思います。


目次

  1. 日本で感じる違和感――なぜ不安が生まれるのか
  2. リスクはどこにあるのか:性別ではなく“関わり方”の問題
  3. 男性ならではの強み① ―― 体力は安心の土台
  4. 男性ならではの強み② ―― 遊びのダイナミズムと非認知能力
  5. 男性ならではの強み③ ―― 父性モデルという教育的価値
  6. アンディが信頼された理由
  7. リコポにおける男性スタッフの存在と信頼
  8. 結論:男性はリスクか、資源か

1.日本で感じる違和感――なぜ不安が生まれるのか

日本では、保育やケアの仕事は長らく女性中心でした。幼稚園・保育園・ベビーシッターといえば「女性の仕事」というイメージが根強く、そこに男性が入ると違和感を覚える人がいても不思議ではありません。

また、メディアは例外的な事件を大きく取り上げがちです。そのため、「男性=危険かもしれない」という印象が強化されやすい構造もあります。さらに、体格差や力の差への懸念、身体接触への心配なども、保護者が抱く自然な感情です。

ただし、ここで立ち止まって考えたいのは、不安があること自体は理解できるが、それだけで結論を出してよいのかという点です。


2.リスクはどこにあるのか:性別ではなく“関わり方”の問題

リスクは確かに存在します。力の使い方、距離感、身体接触のルール、プライバシーへの配慮――これらは、男性であれ女性であれ、ケア職に就くすべての大人が守らなければならない基本です。

しかし、本質的な問題は「男性か女性か」ではありません。
何度も書きますが、イメージは理解します。
しかし、やはりこうも考えたい。
どんな価値観を持ち、どんな態度で子どもに向き合うかこそが決定的に重要なのです。
誠実さ、共感力、子ども理解、専門性、倫理観――これらがあれば、性別に関係なく信頼される存在になり得ます。

つまり、リスク管理の軸は「性別」ではなく「プロフェッショナルとしての資質」です。

※私と一緒に働いてい暮れている鈴木アトム先生はまさにこれで、本当に子どもにとって良い教育はなにか探究し続けています。
 リコポ幼児教育の頼れる教育アドバイザー アトム先生をご紹介
 幼児教育重視のベビーシッター 子育て・教育相談も重視します

鈴木アトム先生

3.男性ならではの強み① ―― 体力は安心の土台

ここからは、男性の強みを発達の観点から整理していきます。

まず一つ目は体力です。子どもは言葉だけでなく身体を通して世界を感じています。高く抱き上げられる経験、全力で走り回る遊び、ダイナミックな動きを一緒に楽しめる大人がいることは、「世界は安全で楽しい場所だ」という感覚を育てます。

これは単なる体力自慢ではありません。体力は安心の土台として機能します。子どもは「この大人なら守ってくれる」という感覚を身体レベルで感じ取り、その安心感が情緒の安定につながります。

※子どものボディイメージの大切さは何度も書きました。これを支えるには時としハードな体力が必要です。ブログ→カテゴリーの発達のピラミッド・ボディイメージ」という項目にまとめてあります。
「ボディ・イメージ」とは?学びや自信を支える“身体の地図”
「できないからやらない」を変える力 子どもに挑戦精神を育てる


4.男性ならではの強み② ―― 遊びのダイナミズムと非認知能力

二つ目の強みは、遊びのダイナミズムです。一般化しすぎることは避けたいですが、男性は比較的アクティブで挑戦的な遊びを好む傾向があります。

これは単なる「元気な遊び」ではありません。少しドキドキする挑戦を、安全な大人と一緒に経験することで、子どもは失敗しても立ち直る力(レジリエンス)や、「やればできる」という自己効力感を育てます。これらは学力以上に将来の幸福度と関係する非認知能力の基盤です。

※レジリエンスについてもブログ→カテゴリーの「レジリエンス」にまとめています。
 レジリエンス・「立ち直る力」を支える能力


5.男性ならではの強み③ ―― 父性モデルという教育的価値

三つ目は、父性モデルとしての役割です。これは必ずしも実の父親の代わりという意味ではありません。

「男性でも優しく関わる」「男性でも子どもの気持ちを大切にする」「男性でもケアができる」という姿を日常的に見ることは、子どもの価値観を豊かにします。ケアは女性だけの役割ではない――その実践を目にすることで、ジェンダーの固定観念がゆるやかに変わっていきます。


6.アンディが信頼された理由

ここで再びアンディに戻りましょう。彼が家族から信頼されたのは、単に体力があったからでも、面白いからでもありません。責任感があり、約束を守り、子どもに誠実に向き合い、困った時には助けを求められる存在だったからです。

つまり、信頼は性別ではなく関わり方で決まっていました。これは日本でも同じはずです。


7.リコポにおける男性スタッフの存在と信頼

私たちリコポ幼児教育にも、現在2名の男性スタッフがいます。彼らは保護者の方々から大きな信頼をいただいています。

その信頼の理由は、決して「男性だから」ということではありません。彼らが人の話を丁寧に聞き、子どもに優しく、誠実に向き合う姿勢そのものが評価されているからです。子どもの気持ちを尊重し、発達を理解し、保護者と真摯に対話する――その積み重ねが信頼を生んでいます。

私自身も彼らに対して、約束を守り、子どもとしっかり向かい合い、何が必要か考え、学習し続ける姿勢を何よりも信頼しています。

私たちは「男性か女性か」ではなく、「どんな大人か」を基準に採用し、育成しています。


8.結論:男性はリスクか、資源か

男性であること自体が危険でも万能でもありません。
大切なのは、子ども理解と倫理を備えた大人が関わることです。
その条件が整ったとき、男性は子どもの発達を豊かにする貴重な資源になり得ます。

アンディのような存在は決して海外のフィクションだけではなく、日本の現場にも確かにいます。
これからの保育・ベビーシッターの在り方は、性別ではなく専門性と人間性で選ばれていくべきだと私は考えています。


今日のおさらいQ&A3問

Q1:男性ベビーシッターに不安を感じるのはおかしいことですか?

いいえ。体格差や距離感への懸念は自然な感情です。ただし問題の本質は性別ではなく「専門性・倫理・関わり方」。そこを基準に判断することが大切です。


Q2:男性ならではの強みは本当にあるのですか?

一般化は避けるべきですが、体力による安心感、ダイナミックな遊びを通じたレジリエンス育成、そして“優しい男性”という父性モデルの提示には教育的意義があります。


Q3:安心して預けられる大人を見分けるポイントは?

①子どもの話をよく聞くか、②発達を理解しているか、③保護者と誠実に対話できるか、④一貫した姿勢があるか。この4点が信頼の目安になります。


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執筆:中山 快(株式会社リコポ 代表)

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