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言葉の発達は、子どものペースにまかせていい!

言葉の発達は、子どものペースにまかせていい!

「同じ月齢なのに、あの子はもうこんなに話している」
「うちの子、まだ単語が少ないけれど大丈夫だろうか」

本日は子どもの「言葉の発達」についてです。

乳幼児を育てていると、どうしても他の子どもと比べてしまう瞬間があります。
公園、保育園、SNS。
どこにいても、成長の“見える化”が進む今の時代は、
不安になりやすい環境でもあります。

けれど、言葉の発達は、本来とても個人差の大きいものです。
そして、「早く話せる=よいこと」「遅い=問題がある」という単純なものでもありません。

この記事では、
・言葉の発達に個人差がある理由
・「早いこと」が必ずしも強みにならない理由
・言葉の数より大切にしたいやりとりの視点

これらを、保護者の方に向けて
安心して読んでいただける形でお伝えします。


目次

  1. 他の子と比べて、不安になってしまうとき
  2. 「うちの育て方が悪いのでは?」という思い
  3. 言語の習得には、大きな個人差がある
  4. 言葉の発達は、体と感覚の発達とつながっている
  5. 「早くできた方がいい」とは限らない
  6. 言葉の数より、コミュニケーションの質
  7. 親子のやりとりを楽しむことが、何よりの土台
  8. 不安を感じたときは、専門家に相談していい

1. 他の子と比べて、不安になってしまうとき

言葉の発達についての不安は、
多くの場合「比較」から始まります。

・同じ年齢なのに、あの子はもう文章で話している
・友だちの子は、はっきりした発音でおしゃべりしている
・健診や保育園で、他の子の様子が目に入る

そんな場面が重なると、
「うちの子、遅れているのでは?」
という気持ちが自然と湧いてきます。

そしてその不安は、
「自分たちの関わりが足りなかったのでは」
「愛着がうまく育っていないのでは」
「何か障害があるのでは」
と、どんどん膨らんでしまうこともあります。

けれど、ここで一度立ち止まって考えてみてください。
今すぐ結論を出す必要は、本当にあるでしょうか。


2. 「うちの育て方が悪いのでは?」という思い

言葉がゆっくりだと感じると、
多くの保護者の方が、自分を責めてしまいます。

「もっと話しかければよかったのかな」
「スマホを見せすぎたのかな」
「忙しくて、ちゃんと向き合えていなかったのかも」

こうした思いが浮かぶのは、
それだけ子どものことを大切に考えている証拠です。

ただし、言葉の発達は
育て方だけで決まるものではありません。
さまざまな発達要素が重なり合いながら、
その子なりのペースで進んでいきます。


3. 言語の習得には、大きな個人差がある

言葉の発達には、驚くほどの幅があります。
同じ月齢でも、
・すでにたくさん話す子
・単語がぽつぽつ出始める子
・まだ言葉より身振りが中心の子

本当にさまざまです。

これは、能力の優劣ではなく、
発達の順番や得意な領域が違うだけのことがほとんどです。


4. 言葉の発達は、体と感覚の発達とつながっている

言葉は、頭の中だけで育つものではありません。

・音を聞き分ける力
・相手の表情や声色を感じ取る力
・口や舌、喉など、発声に関わる器官の発育

こうした身体的・感覚的な発達と、言語は深く結びついています。

五感の発達に時間をかけている子は、
言葉が出る前に、
たくさん「感じる」「受け取る」経験を積んでいることもあります。

それは、決して遠回りではありません。

※体の感覚と子どもの成長についてはこちらを参考にしてみてください。
 感覚統合は“学びの土台”。「感覚」の育成が学習意欲を育てる

感覚統合の重要性

5. 「早くできた方がいい」とは限らない

「早く話せる=よいこと」
そう思われがちですが、必ずしもそうではありません。

たとえば、
たくさんおしゃべりはできても、
相手の話を聞けなかったり、
会話のやりとりが噛み合わなかったりするケースもあります。

一方で、
まだ言葉は少なくても、
身振りや視線、表情を使って
相手としっかりコミュニケーションが取れている子もいます。

言葉は、量だけでなく、使い方が大切なのです。


6. 言葉の数より、コミュニケーションの質

「何語話せるか」
「単語がいくつ出ているか」

こうした指標は、分かりやすい反面、
本質を見失いやすい面もあります。

大切なのは、
・相手に伝えようとしているか
・相手の反応を感じ取ろうとしているか
・やりとりが成立しているか

言葉が少なくても、
こうした力が育っていれば、
その後の言語発達につながっていく土台は十分にあります。


7. 親子のやりとりを楽しむことが、何よりの土台

言葉の発達を考えるとき、
「増やそう」「伸ばそう」と力が入りがちです。

けれど、子どもにとって一番の栄養は、
楽しいやりとりです。

・子どもが指差したものを一緒に見る
・声や表情に応えてもらう
・うまく言えなくても、受け止めてもらう

こうした経験の積み重ねが、
「伝えるって楽しい」
「言葉を使ってみたい」
という気持ちを育てます。

話せる言葉を数えるより、
親子で笑った回数を大切にしてみてください。

※前回の記事です。言葉の発達に関連しています。
 子どもの言葉は“教える”より“やりとり”で育つ

言葉の発達は、競争ではありません。
誰かより早いか、遅いかで価値が決まるものでもありません。

その子が、その子のペースで、
人と関わり、やりとりを重ねていく。
そのプロセスこそが、何より大切です。

今日も、ひとつでも
「通じた」「伝わった」「一緒に笑えた」
そんな瞬間があれば、それで十分です。


8. 不安を感じたときは、専門家に相談していい

「気にしすぎかもしれない」
「まだ様子を見た方がいいのかな」

そう思いながらも、不安が消えないときもあります。
そんなときは、一人で抱え込む必要はありません。

小児科医や、言語聴覚士など、
専門的な視点で子どもの発達を見てくれる人に相談することは、
不安を整理するための前向きな行動です。

「問題があるかどうか」を決めるためだけでなく、
「今の姿をどう理解すればよいか」を知るために、
専門家の力を借りてください。

参考:言語障害、嚥下障害、聴覚障害の早期発見(ASHA)
言語聴覚士の専門団体による、発達の幅と見守りの考え方が書かれています。


パパママからよくある質問3つ

Q1. 周りの子より言葉が少ないのですが、様子見で本当に大丈夫でしょうか?

多くの場合、すぐに結論を出す必要はありません。言語発達には大きな個人差があり、五感の発達や体の成長の影響も受けます。言葉が少なくても、視線や身振り、表情でやりとりができていれば、土台は育っていると考えられます。


Q2. 早く話せる子のほうが、将来も言葉が得意になりますか?

必ずしもそうとは限りません。早くたくさん話せても、やりとりが一方通行になってしまう子もいます。一方で、言葉は少なくても相手と気持ちを共有できる子は、後から言葉がぐっと伸びることも少なくありません。


Q3. どのタイミングで専門家に相談すればよいですか?

「何となく気になる」「不安が続く」と感じた時点で相談して構いません。小児科医や言語聴覚士に話を聞いてもらうことは、問題を決めつけるためではなく、今の姿を整理し安心するための手段です。


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