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性格はそのままでよい。でも、人間関係はよくできる!

性格はそのままでよい。でも、人間関係はよくできる!

― 子どものソーシャルスキルトレーニングが、人間関係を変える ―

「うちの子、友達とうまくいかなくて…」
「すぐ怒る」「言いたいことが言えない」「輪に入れない」

こうした悩みを前にすると、
「この子は内向的だから」
「気が強い性格だから」
と、“性格や気質”の問題として受け止めてしまいがちです。
※子どもの気質や性格についてはこちらの記事をどうぞ。気質とは何かに触れています。
 子どもの気質の違いを理解 兄弟でも異なる「その子らしさ」を大切に

しかし、幼児教育や発達心理の視点から見ると、
多くの場合それは気質の問題ではなく、「ソーシャルスキルがまだ育っていない」状態です。

ソーシャルスキルは、生まれつき決まるものではありません。
トレーニングによって、誰でも身につけ、伸ばしていくことができる力です。

本記事では、
・ソーシャルスキルとは何か
・なぜ今、トレーニングが必要なのか
・家庭でも理解しやすいSSTの考え方
・児童期に身につけたい具体的スキル
・ソーシャルスキルトレーニングの5つのステップ

目次

・気質のせいではなく、ソーシャルスキルが未熟なだけ
・ソーシャルスキルトレーニングとは何か
・児童期に身につけたいソーシャルスキル
・ソーシャルスキルトレーニング5つのステップ
・家庭で教える意味と、私たちの役割


気質のせいではなく、ソーシャルスキルが未熟なだけ

まず大切な前提として、気質は変えられません
慎重な子、活発な子、感受性の強い子。
それぞれに、その子らしさがあります。

しかし、
「仲間と仲良くする力」
「気持ちを言葉で伝える力」
「感情をコントロールする力」
は、気質とは別の次元の能力です。

たとえば、
・内向的でも、適切な自己紹介はできる
・感情が強くても、怒りを言葉で表現できる
・人見知りでも、仲間に入る方法を知っている

こうした力は、学び、練習することで身につきます

つまり、
「この子は人付き合いが苦手な性格だから」
ではなく、
「まだ、そのやり方を知らない・練習していない」
と捉えることが、支援のスタートになります。


ソーシャルスキルトレーニングとは

― 「分かる」ではなく「できる」にするために ―

ソーシャルスキルトレーニング(SST)とは、
対人関係を円滑に築き、維持するためのスキルを、具体的に教え、練習する方法です。

ポイントは、「抽象的に伝えない」こと。

「仲良くしようね」
「ちゃんと話を聞こう」
では、子どもには分かりません。

SSTでは、
・どんな場面で
・どんな言葉を使い
・どんな態度を取るのか

を、目に見える形(フォーム)に落とし込んで教えます

たとえば、
「話を聞く」とは
・相手の方を見る
・最後まで遮らない
・うなずく

といった具体的な行動の集合です。

これを理解し、練習することで、
子どもは「どうすればいいか」が分かるようになります。

参考:家庭と幼稚園における子どもの社会スキル(PMC)


児童期に教えたいソーシャルスキル

児童期は、家庭・学校・友達関係が一気に広がる時期です。
この時期に、次のようなソーシャルスキルを意識的に育てたいところです。

  • 自己紹介ができる
  • 相手の話を聞く
  • 自分の考えを話す
  • 自分や相手の感情を理解する
  • キレずに気持ちを伝える
  • 謝ることができる
  • 無理なことを上手に断る
  • 相手に気持ちを伝える
  • 仲間の輪に入る
  • 自尊心を高める
  • 失敗から立ち直る(レジリエンス)

これらは「できて当たり前」ではありません。
教えられ、練習することで初めて身につくスキルです。

※参考までに 
 レジリエンス─折れても、また立ち上がれる子に
 「他者視点」→「思いやり」→「幸福な人生」につながる

レジリエンスを構成する力

ソーシャルスキルトレーニング5つのステップ

① インストラクション(説明)

まずは、「何をするスキルなのか」を言葉で説明します。
なぜ必要なのか、どんな場面で使うのかを整理します。

例:「仲間に入るときは、いきなり入るより、声をかけると入りやすいよ」


② モデリング(お手本)

大人や指導者が、実際にやって見せます。
言葉だけでなく、行動として示すことが重要です。

「こう言うんだよ」「こんな声の大きさだよ」と具体的に。


③ リハーサル(練習)

安全な場で、何度も練習します。
間違えてもOKな環境で、「やってみる」ことが目的です。


④ フィードバック(振り返り

良かった点を中心に伝えます。
「ここが上手だったね」「次はここを意識してみよう」と、改善点も具体的に。


⑤ チャレンジ(実生活で使う)

実際の生活場面で使ってみます。
うまくいかなくても、それは失敗ではなくデータです。

また振り返り、次につなげます。


なぜ今、家庭でソーシャルスキルを教える必要があるのか

本来、ソーシャルスキルは、
家族や友達との関わりの中で、自然に学ばれてきました。

しかし、
・少子化
・人間関係の希薄化
・ネット中心の社会

の中で、「直接的に学ぶ機会」が減っているのが現実です。

だからこそ、
・具体化して
・言語化して
・練習できる形で

家庭でも教えられるようにすることが、今とても重要です。

私たちのサービスでは、
子どもの気質を尊重しながら、
ソーシャルスキルを“見える形”で育てるお手伝いをしています。

「性格だから仕方ない」ではなく、
「スキルとして一緒に育てていく」。

その視点が、子どもの人間関係を大きく変えていきます。ぜひ、いつでもご相談ください。


パパママからよくある質問3つ

Q1.人見知りや内向的な性格でも、ソーシャルスキルは伸ばせますか?

はい、伸ばせます。
内向的か外向的かという気質は変えられませんが、挨拶の仕方や気持ちの伝え方、仲間に入る方法などはスキルとして学ぶことができます。その子の気質に合ったやり方で練習することで、人間関係は十分に楽になります。


Q2.ソーシャルスキルトレーニングは、家庭でもできますか?

家庭でも可能です。
ポイントは「抽象的に叱らない」「具体的に教える」ことです。
「ちゃんとしなさい」ではなく、「今は相手の話を最後まで聞くよ」「こう言うと伝わりやすいね」と、行動レベルで示して練習することがSSTになります。


Q3.失敗ばかりで、かえって自信をなくさないか心配です。

ソーシャルスキルトレーニングでは、失敗は前提です。
うまくいかなかった経験を「ダメだった」で終わらせず、「次はどうする?」と振り返ることで、レジリエンス(立ち直る力)と自尊心が育ちます。失敗できる環境そのものが、トレーニングだと考えて大丈夫です。


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執筆:中山 快(株式会社リコポ 代表)

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