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子どもへの愛着は「くっつき」と「言語化」が大事!

子どもへの愛着は「くっつき」と「言語化」が大事!

― 子どもの心を育てる「気持ちの映し出し」 ―

アタッチメント(愛着)の大切さについては、これまで何度かお伝えしてきました。
抱っこをする、そばにいる、触れ合う。
そうした身体的な関わりが、子どもに安心感を与えることは確かです。
「アタッチメント(愛着)」について—子どもの“心の土台”になる力
アタッチメントと幼児教育が非認知能力を育てる

けれど、アタッチメントの役割はそれだけではありません。
実は、子どもの心の発達において、もう一つ非常に重要な働きがあります。

それが「気持ちの映し出し」です。

子どもは生まれたときから、自分の気持ちを言葉で理解しているわけではありません。
「悲しい」「悔しい」「不安」「うれしい」
こうした感情は、大人との関わりの中で、少しずつ形を与えられていきます。

本記事では、
・アタッチメントにおける「安全基地」の役割
・くっつき(触れ合い)による安心と立て直し
・そして今回のテーマである「気持ちの映し出し」とは何か
・なぜ映し出しが子どもの心の成長に欠かせないのか
・家庭でできる具体的な関わり方

参考:乳児と親の愛着:定義、種類、先行要因、測定、結果(PMC)


目次

・アタッチメントとは何か
・子どもの「安全基地」をつくるということ
・「気持ちの映し出し」とは何か
・なぜ映し出しが心の発達に必要なのか
・映し出しの具体的な関わり方
・まとめ:心を映してもらった子は、自分の心を扱えるようになる


子どもの安全基地をつくるのがアタッチメント

― くっつき(触れ合い)がもたらす安心と立て直し ―

アタッチメントとは、簡単に言えば
「困ったとき、不安なときに戻ってこられる安心できる関係」のことです。

子どもは、
・怖いとき
・不安なとき
・失敗したとき

に、大人のもとへ戻ってきます。

そこで、
抱っこされる
声をかけてもらう
そばにいてもらう

こうしたくっつき(触れ合い)を通して、
子どもは気持ちを立て直します。

この身体的な安心は、
・心拍を落ち着かせる
・緊張を和らげる
・再び周囲を探索する力を取り戻す

という大切な役割を果たします。

これが、アタッチメントにおける「安全基地」です。
【愛着】の発達について 親子関係の“安心の土台”をどうつくるか?

非認知能力とアタッチメント

今回のテーマ「気持ちの映し出し」とは

― 子どもの鏡になる大人の役割 ―

しかし、アタッチメントの役割は、
安心させることだけで終わりません。

子どもは、安心したあと、
「自分の中で何が起きていたのか」
を理解していく必要があります。

そこで重要になるのが、気持ちの映し出しです。

子どもの気持ちを「映し出す」とは

映し出しとは、
・子どもの表情
・行動
・声の調子

から、大人が子どもの気持ちを読み取り、言葉や表情で返すことです。

つまり、大人が
子どもの心の鏡になるということです。

たとえば、
・泣いている子に「悲しかったね」
・怒っている子に「悔しかったんだね」
・黙り込んでいる子に「不安だったのかな」

と返すこと。

これは、単なる共感ではありません。
子どもが自分の気持ちを知るための手助けです。


子どもの気持ちを代弁し、言葉を与える

幼い子どもは、
自分の感情をそのまま感じていますが、
それを整理したり、説明したりすることはできません。

そのため、
・泣く
・怒る
・物を投げる
・固まる

といった行動で表現します。

ここで大人が、
「どうしたの!」
「泣かないで!」
と行動だけを止めてしまうと、
子どもは自分の気持ちが分からないままになります。

一方で、
「悲しかったんだね」
「嫌だったんだね」
と気持ちを代弁されると、
子どもは初めて
「これが自分の気持ちなんだ」
と理解し始めます。

これが、気持ちに言葉を与えるということです。


なぜ「映し出し」が大事なのか

― 自分の気持ちを理解できるようになる ―

気持ちの映し出しが繰り返されることで、
子どもの中に変化が起きます。

最初は、
「大人が言ってくれる」
状態だったものが、次第に
「自分で気づける」
ようになります。

・今、自分は悲しい
・今、自分は不安
・今、自分は悔しい

と、自分の内側を感じ取り、理解できるようになるのです。

これは、
・感情のコントロール
・言葉での相談
・衝動的な行動の減少

につながっていきます。

映し出しは、
感情を抑え込むためのものではなく、扱えるようにするための土台なのです。


映し出しの具体的な行動

― 家庭でできる関わり方 ―

映し出しは、特別な言葉や技術が必要なわけではありません。


子どもと同じような表情で関わる

まず大切なのは、
子どもの気持ちに表情を合わせることです。

・悲しそうな顔には、柔らかく共感的な表情
・悔しそうな顔には、真剣な表情

表情が合うことで、
子どもは「分かってもらえている」と感じます。


感情をラベリングする

次に、
子どもの感情に**言葉(ラベル)**をつけます。

「悲しかったんだね」
「悔しかったね」
「びっくりしたね」

この
感情 → 言葉
の橋渡しが、とても重要です。


自分の状態に気づき、言葉で訴えられるようになる

映し出しを重ねることで、子どもは
・自分の気持ちに気づく
・言葉で伝える
・助けを求める

という流れを学びます。

結果として、
感情を爆発させるのではなく、
自分で調整し、人に相談しやすくなるのです。


心を映してもらった子は、自分の心を扱えるようになる

アタッチメントは、
「くっついて安心させること」だけでは完成しません。

・安心できる安全基地がある
・気持ちを映し出してもらえる
・気持ちに言葉をもらえる

この積み重ねによって、
子どもは
「自分の心を理解し、扱える力」を身につけていきます。

気持ちの映し出しは、
すぐに目に見える成果が出るものではありません。

けれど、
将来の
・感情調整
・人間関係
・自己理解

を支える、非常に大きな土台になります。

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パパママからよくある質問3つ

Q1.子どもの気持ちを代弁しすぎると、甘やかしになりませんか?

甘やかしにはなりません。
気持ちの映し出しは、行動を肯定することではなく感情を理解する手助けです。「悲しかったんだね」と気持ちを言葉にすることで、子どもは自分の内側を理解し、次第に感情を言葉で伝えられるようになります。


Q2.子どもの気持ちが本当に合っているか、自信がありません。

完璧に当てる必要はありません。
大切なのは「分かろうとする姿勢」です。もし違っていれば、子ども自身が「ちがう」「怒ってた」と修正してくれます。そのやりとり自体が、感情理解を深める大切な経験になります。


Q3.感情を言葉にすると、余計に泣きが強くなることはありませんか?

一時的に感情が強まることはあります。
それは、気持ちが初めて言葉として整理され始めたサインです。繰り返し映し出しを受けることで、子どもは次第に落ち着き、自分で感情を調整したり、言葉で相談したりしやすくなります。


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執筆:中山 快(株式会社リコポ 代表)

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