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保育という言葉の本当の意味 careとeducationの関係

保育という言葉の本当の意味 careとeducationの関係

「保育」と聞くと、子どもを預かること、身の回りのお世話をすることを思い浮かべる方も多いかもしれません。
しかし本来、保育は単なるお世話ではありません。
子どもの安心を支えるcareと、成長や学びを育てるeducationが一体になった、大切な営みです。

目次

  1. 保育とは「預かること」だけではない
  2. 英語では「care and education」と表される
  3. 現代の「教育」は、少し狭く考えられがち
  4. 乳幼児期の子どもは、careの中で学んでいる
  5. 質の高いcareが、educationの土台をつくる
  6. careは将来の幸福感や社会への適応にもつながる
  7. リコポ幼児教育が大切にしているcareとeducation
  8. まとめ:careがあるから、子どもは学びに向かえる

保育とは「預かること」だけではない

「保育」という言葉には、どこか日常的で、身近な響きがあります。

子どもを預かる。
食事を見守る。
おむつを替える。
着替えを手伝う。
遊びに付き合う。
眠れるように安心させる。

こうした場面だけを見ると、保育は「お世話」に見えるかもしれません。

しかし、乳幼児期の子どもにとって、これらの一つひとつはとても大きな意味を持っています。

泣いたときに抱きしめてもらうこと。
うまくできないときに待ってもらうこと。
不安なときに「大丈夫だよ」と声をかけてもらうこと。
自分の気持ちを言葉にしてもらうこと。

こうした大人との関わりを通して、子どもは少しずつ「自分は守られている」「人は信じてもいい」「困ったときには助けを求めていい」と感じられるようになります。

つまり保育とは、ただ子どもを安全に見守るだけではありません。
子どもの心と体を支えながら、その子が自分らしく育っていくための土台をつくるものです。


英語では「care and education」と表される

乳幼児期の保育は、英語では care and education と表されることがあります。

直訳すると、養護と教育です。

ここで大切なのは、careとeducationが別々のものではないということです。

careとは、子どもの命や健康を守り、安心して過ごせるように支える関わりです。
educationとは、子どもの興味や考える力、表現する力、社会性などを育てていく関わりです。

この二つは、乳幼児期には切り離せません。

安心できない場所で、子どもはのびのび学ぶことができません。
信頼できる大人がいない環境で、子どもは思いきって挑戦することができません。
自分の気持ちを受け止めてもらえない状態で、他者と関わる力を育てていくことも難しくなります。

だからこそ、乳幼児期の教育を考えるときには、まずcareが大切になります。

careがあるから、educationが育つ。
これは、保育という言葉を考えるうえで、とても重要な視点です。

参考(厚生労働省)厚生労働省の保育所保育指針でも、保育所における保育は「養護及び教育を一体的に行うこと」を特性としているとされています。保育所保育指針


現代の「教育」は、少し狭く考えられがち

現代では、「教育」と聞くと、どうしても就学や受験に向けたものを想像しやすくなっています。

文字を読めるようにする。
数字を覚える。
机に向かって学習する。
小学校に入る前に準備をする。
将来の学力につながる経験を増やす。

もちろん、こうした教育も大切です。

子どもの興味に合わせて、言葉や数、自然、社会、表現に触れる機会をつくることは、幼児期の大切な経験になります。

しかし、乳幼児期の教育は、早く知識を詰め込むことではありません。

もっと大切なのは、学べる心の状態を育てることです。

「やってみたい」と思えること。
「失敗しても大丈夫」と感じられること。
「分からないことを聞いてもいい」と思えること。
「自分にはできるかもしれない」と感じられること。

こうした気持ちが育っているからこそ、子どもは新しいことに向かっていけます。

教育の前に、安心があります。
学びの前に、信頼があります。
挑戦の前に、「自分は受け止めてもらえる」という感覚があります。

その土台をつくるのが、質の高いcareです。


乳幼児期の子どもは、careの中で学んでいる

乳幼児期の子どもは、机に向かっている時間だけで学んでいるわけではありません。

むしろ、日々の生活や遊びの中で、多くのことを学んでいます。

たとえば、食事の時間。
大人が「これはにんじんだね」「あたたかいね」「少しずつ食べてみようか」と声をかけることで、子どもは言葉、感覚、食への興味、自分のペースを学んでいきます。

着替えの時間にも学びがあります。
「まず腕を通してみよう」「ここまでできたね」と関わることで、子どもは体の使い方、自立心、達成感を経験します。

遊びの中では、さらに多くの力が育ちます。
積み木が崩れたとき、もう一度やってみる。
友だちや大人と順番を待つ。
思い通りにいかない気持ちを少しずつ整える。
「どうしたら高く積めるかな」と考える。

これらはすべて、将来の学びにつながる経験です。

子どもは、careの中で安心しながら、世界を知っていきます。
大人との関わりの中で、自分の気持ちを知り、他者の存在を知り、少しずつ社会と出会っていきます。


質の高いcareが、educationの土台をつくる

では、質の高いcareとは何でしょうか。

それは、ただ優しくすることだけではありません。
子どもの発達や気質、その日の状態を見ながら、必要な関わりを考えることです。

子どもが泣いているときに、すぐに黙らせようとするのではなく、「悲しかったね」「思い通りにならなかったね」と気持ちを受け止める。
できないことがあるときに、すぐに大人が代わりにやってしまうのではなく、少し待ち、必要なところだけ手伝う。
危ないことをしたときに、ただ叱るのではなく、なぜ危ないのかを子どもに分かる言葉で伝える。

こうした関わりの積み重ねが、子どもの内側に大切な力を育てます。

careの場面子どもに育つ力
泣いたときに気持ちを受け止める安心感・信頼感
失敗したときに責めずに支える挑戦する力
子どものペースを見ながら待つ自立心・自己調整力
気持ちを言葉にしてあげる感情理解・言語発達
遊びの中で興味を広げる学ぶ意欲・考える力

このように見ると、careは教育の前段階ではありません。

careそのものが、子どもの学びを支えています。

子どもが安心して大人と関われること。
自分の気持ちを少しずつ表現できること。
うまくいかない経験を乗り越えられること。
人と関わる中で、自分と相手の違いを知っていくこと。

これらは、就学後の学習にも、人間関係にも、将来の社会生活にもつながる大切な力です。

※関連記事です。「共感性」を養う幼児教育 「思いやりのある子ども」は幸福度が高い


安心感があるから、子どもは挑戦できる

子どもは、安心できる場所でこそ挑戦できます。

大人でも同じです。
怒られるかもしれない、失敗したら責められるかもしれない、分からないと言ったら恥ずかしい。
そんな環境では、新しいことに挑戦するのは難しくなります。

子どもも同じです。

「この人は自分のことを見てくれている」
「失敗しても受け止めてもらえる」
「困ったときには助けてもらえる」
「でも、できるところは自分でやらせてもらえる」

そう感じられるからこそ、子どもは一歩踏み出せます。

積み木をもう一度積んでみる。
初めての遊びに手を伸ばしてみる。
知らない言葉をまねしてみる。
自分の気持ちを伝えてみる。
少し難しいことにも挑戦してみる。

この一歩一歩が、子どものeducationにつながっていきます。

教育とは、知識を与えることだけではありません。
子どもが自分から世界に関わろうとする力を育てることでもあります。

その力は、安心できるcareの中で育ちます。

※関連記事です。非認知能力は「安定したアタッチメント」から育つ

非認知能力とアタッチメント

careは将来の幸福感や社会への適応にもつながる

質の高いcareは、その場の安心だけをつくるものではありません。

子どもの人生の長い時間に関わる土台になります。

人を信頼する力。
自分の気持ちを整える力。
困ったときに助けを求める力。
相手の気持ちを少しずつ想像する力。
失敗しても、もう一度やってみようとする力。

こうした力は、就学後の学びにもつながります。
友だちとの関係にもつながります。
将来、社会の中で自分らしく生きていく力にもつながります。

もちろん、乳幼児期の関わりだけですべてが決まるわけではありません。
子どもはその後も、家庭、園、学校、地域、さまざまな人との関わりの中で育っていきます。

それでも、乳幼児期に「自分は大切にされている」「人と関わることは安心できる」「自分はやってみてもいい」と感じられる経験は、その後の成長を支える大きな力になります。

幸福感や社会への適応は、特別な教育だけで育つものではありません。
日々のcareの中で、少しずつ育っていくものです。

※関連記事です。子どもの自己肯定感を育てるために大切なこと


リコポ幼児教育が大切にしているcareとeducation

リコポ幼児教育では、educationだけを大切にしているわけではありません。

私たちは、子どもに何かを教える前に、まずその子が安心して過ごせることを大切にしています。

その子がどんな性格なのか。
何に興味を持っているのか。
どんな場面で不安になりやすいのか。
どんな関わりだと力を発揮しやすいのか。
ご家庭では、どのような方針を大切にしているのか。

こうしたことを丁寧に見ながら、一人ひとりに合った関わりを考えています。

幼児教育型ベビーシッターというと、「何かを教えるサービス」という印象を持たれるかもしれません。

しかし、私たちが大切にしているのは、無理に教え込むことではありません。

子どもが安心して過ごせる。
大人との信頼関係の中で、少しずつ興味を広げていく。
遊びや生活の中で、言葉、考える力、表現する力、社会性、自立心を育てていく。

そのために、careとeducationの両方を大切にしています。

たとえば、子どもがうまく遊べないときも、すぐに正解を教えるのではなく、その子が何に困っているのかを見ます。
言葉が出にくいときも、無理に言わせるのではなく、気持ちや状況を大人が言葉にして支えます。
挑戦を嫌がるときも、急がせるのではなく、「やってみたい」と思える安心感を整えます。

careを土台にし、その上にeducationを重ねていく。
それが、リコポ幼児教育が考える幼児教育型ベビーシッターのあり方です。

※関連記事です。幼児教育は本当に必要なのか?子どもの成長から考える本当の意味 なぜ私たちは「ただ預かるシッター」をしないのか


まとめ:careがあるから、子どもは学びに向かえる

保育とは、ただ子どもを預かることではありません。
そして教育とは、ただ早く知識を教えることでもありません。

乳幼児期に必要なのは、安心できるcareの中で、子どもが自分らしく育ち、世界に興味を広げていくことです。

質の高いcareがあるから、子どもは人を信じられます。
人を信じられるから、自分を出せます。
自分を出せるから、試してみようと思えます。
試してみるから、学びが生まれます。

careは、educationの前にあるものではありません。
careは、educationを支える土台そのものです。

リコポ幼児教育では、子どもの安心と成長の両方を大切にしながら、一人ひとりに合った関わりを考えています。

子どもには、成長の時間を。
保護者には、安らぎのひとときを。

そのために、私たちはこれからも、careとeducationの両方を大切にした保育を実践していきます。


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執筆:中山 快(株式会社リコポ 代表)

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