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暗記では解けない時代の試験と、幼児教育の意外な共通点

暗記では解けない時代の試験と、幼児教育の意外な共通点

共通テストから考える「本当に必要な学びの土台」

今週末、いよいよ共通テストが始まります。
受験生本人だけでなく、ご家庭全体が少しそわそわする季節です。

「ここまでよく頑張ってきた」
「どうか実力を発揮できますように」

そんな気持ちで、この時期を迎えている保護者の方もいらっしゃるかもしれません。

さて、この共通テスト。
実はここ数年、「以前とはまったく違う試験になった」と言われ続けています。

その変化は単なる制度変更ではありません。
これからの社会で必要とされる力、そして学びの本質が、はっきりと反映された試験なのです。

そしてその力の土台は、意外にも
幼児期からすでに育ち始めている――
今回はそんな視点から、共通テストと幼児教育の関係を考えてみたいと思います。


目次

  1. 共通テストは何を測る試験なのか
  2. なぜ「暗記では解けない試験」になったのか
  3. 共通テストで問われている学力以外の力
  4. その力は、いつ・どこで育つのか
  5. 幼児教育と共通テストがつながる理由
  6. 「早期教育」と幼児教育は違う
  7. 共通テスト世代を見て感じること
  8. 幼児期にできる、たった一つの本質的な関わり
  9. 私たちが幼児教育を大切にする理由

1. 共通テストは何を測る試験なのか

共通テストについて、「問題文が長い」「時間が足りない」と感じた方もいらっしゃるでしょうか。
実際、以前のセンター試験と比べると、文章量や資料の数は明らかに増えています。

しかし、本質的な変化はそこではありません。

共通テストは、
「何を知っているか」よりも、「どう考えるか」
を測る試験へと変わりました。

複数の条件を整理し、情報を読み取り、判断する。
知識は前提として必要ですが、それを使いこなす力が問われています。

河合塾 Kei-Net:共通テストの出題構成説明
7教科・21科目の構成や配点・科目選択について、体系的に整理されています。
https://www.keinet.ne.jp/exam/basic/structure/center.html


2. なぜ「暗記では解けない試験」になったのか

背景にあるのは、社会の大きな変化です。

インターネットを使えば、情報はすぐに調べられる時代になりました。
単に知識を覚えているだけでは、価値を生みにくくなっています。

そのため教育の世界では、

  • 情報を整理する力
  • 文脈を読み取る力
  • 状況に応じて判断する力

といった「使える力」が重視されるようになりました。

これは日本独自の動きではなく、
OECDなど国際的にも重視されている流れです。


参考:教育改革と21世紀型スキル 概要
OECD公式で、日本を含む教育システムの将来ビジョンや
必要とされる能力の育成について紹介されています。
OECDが「リテラシー・思考力・協働・問題解決」などを重視している流れが分かります。
https://www.oecd.org/en/publications/education-policy-in-japan_9789264302402-en.html

共通テストは、こうした時代背景を反映した試験と言えるでしょう。


3. 共通テストで問われている学力以外の力

共通テストを解く場面を思い浮かべてみてください。

長い文章を読み、資料を比較し、
途中で迷いながらも考え続ける必要があります。

そこで問われるのは、知識量だけではありません。

集中力、粘り強さ、感情のコントロール。
うまくいかないときに立て直す力。

こうした学力以外の力が、結果に大きく影響します。

そしてこれらは、直前の対策だけで身につくものではありません。


4. その力は、いつ・どこで育つのか

では、その力はいつ育ち始めるのでしょうか。

答えは明確です。
幼児期です。

絵本の読み聞かせは、文章を文脈で理解する力につながります。
ごっこ遊びは、状況を把握し役割を理解する力を育てます。
失敗してやり直す経験は、考え続ける力や自己調整力を育みます。

幼児教育で大切にされている関わりは、
共通テストで求められる力と、実は深く重なっています。

※関連のある記事です
 今しか伸ばせない! 幼児期に育つ「推論力」「問題解決力」


5. 幼児教育と共通テストがつながる理由

ここで強調したいのは、
幼児教育は受験対策ではないということです。

問題集を早く解けるようにすることが目的ではありません。
「考える」「感じる」「言葉にする」経験を積み重ねること。
それが、後の学びを支える土台になります。

共通テストは、その土台の上に積み重なった結果が
一つの形として表れる場なのです。

※こちらも参考までに
 【子どもの記憶の土台】学習に不可欠なワーキングメモリ

一時的に情報を保持しながら、同時に処理を行う」能力

6. 「早期教育」と幼児教育は違う

幼児教育という言葉には、
「早くから勉強させること」という誤解がつきまといます。

しかし、本来の幼児教育は異なります。

早期教育幼児教育
正解を急ぐ考える過程を大切にする
知識の先取り思考・感情の土台づくり
結果重視プロセス重視

目指すのは「賢く見える子」ではなく、
考え続けられる子です。

※関連記事です。「感情を学ぶ力」が学習意欲を育てる


7. 共通テスト世代を見て感じること

共通テスト世代の子どもたちを見ていると、
知識量だけでは結果が安定しないことを実感します。

最後まで落ち着いて取り組めるか。
うまくいかない場面で踏みとどまれるか。

その差は、短期間の努力ではなく、
これまでの積み重ねから生まれているように感じます。
急に受験期になったからといって、すぐ身につくものでもありません。

遺伝的なことも言うと、受験勉強こそ遺伝との関連が強くなります。
幼児期にしっかり教育することで、遺伝を凌駕することも、遺伝要素をさらに伸ばすこともできます。

※この教育と遺伝に関してはこちらを参考にしてください。
 幼児期こそ「環境」がものをいう 発達行動遺伝学が示すデータを見る
 発達行動遺伝学とは?幼児教育がとても大事な理由


8. 幼児期にできる、たった一つの本質的な関わり

幼児期に必要なのは、特別な教材ではありません。

一番大切なのは、
子どもの考えを受け止め、一緒に考える時間です。

「どう思った?」
「どうしてそう考えたの?」

その問いかけが、思考の芽を育てます。

※絵本の読み聞かせ、ごっこ遊びなどもそのうちに入ります。
 『しろいうさぎとくろいうさぎ』から考える絵本教育とシッター活用


9. 私たちが幼児教育を大切にする理由

忙しい毎日の中で、
いつも十分な時間を取ることは簡単ではありません。

だからこそ、
親以外の信頼できる大人が、
子どもの思考や感情に丁寧に向き合う時間にも価値があります。

私たちは、幼児教育を重視するベビーシッターサービスとして、
一人ひとりの「考える力の芽」を大切に育てたいと考えています。

共通テストはゴールではありません。
しかしそこには、幼児期から続く学びの軌跡が、確かに表れています。

アタッチメント(愛着)の視点からベビーシッターを考える


パパママからよくある質問3つ

Q1. 共通テストは難しくなったと言われますが、やはり暗記は意味がなくなったのでしょうか?

暗記が「不要」になったわけではありません。
ただし、共通テストでは覚えた知識をどう使うかがより強く問われるようになっています。
文章を読み取り、条件を整理し、判断する力が必要なため、知識だけでなく「考える力」「粘り強さ」「落ち着いて取り組む力」が結果に大きく影響します。


Q2. 幼児教育と受験は関係ないと思っていました。本当に関係があるのですか?

直接的に問題を解けるようにする、という意味では関係ありません。
しかし、共通テストで求められる読解力・思考力・試行錯誤する力は、幼児期の遊びや対話、失敗とやり直しの経験を通して育ちます。
幼児教育は受験対策ではなく、学び続けるための土台づくりと考えると分かりやすいでしょう。


Q3. 忙しくて十分に関われない家庭でも、幼児教育は意味がありますか?

もちろん意味があります。
大切なのは長時間ではなく、子どもの考えを受け止め、一緒に考える関わりです。
また、親以外の信頼できる大人が個別に関わることも、思考力や安心感を育てる上で大きな価値があります。
家庭の状況に合わせた形で、無理なく続けることが大切です。


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執筆:中山 快(株式会社リコポ 代表)

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