第2回の動画を終えて―子どもの食事は、大切な学びの時間
YouTubeチャンネル「アトム先生の幼児教育教室」で、第2回の本編動画を公開しました。
今回のテーマは、子どもの食事です。偏食や遊び食べについて、アトム先生がお話ししました。
食事は、栄養をとるだけの時間ではない
食事は、子どもの体の成長に欠かせないものです。
しかし、アトム先生が今回伝えていたのは、食事の役割は栄養面だけではないということでした。
家族とやり取りをしながらコミュニケーションを学んだり、噛む、飲み込むといった口腔機能を育てたりすることも、食事の大切な役割です。
また、食べ物をつかむ、口まで運ぶ、指先を動かすといった動作も、大人にとっては当たり前に見えて、子どもにとっては決して簡単ではありません。
食べ物の色や形を目で見て、音を聞き、においや味、手触りを感じる。食事の時間は、さまざまな感覚を使う学びの場でもあります。
試行錯誤することも成長の一部
食べ物を投げたり、食事に時間がかかったりすると、保護者の方が疲れてしまうこともあると思います。
もちろん、困る行動には少しずつ対応していく必要があります。
一方で、食事を子どもにとっての大切な教育の場として捉えることができれば、遊び食べや試行錯誤の見え方も、少し変わるかもしれません。
子どもは、うまくいかなかった経験も重ねながら、少しずつ食べる力を身につけていきます。
大切なのはスモールステップ
今回、特に印象に残ったのが、アトム先生の「スモールステップを大切にする」という考え方です。
昨日できなかったことが、今日すぐにできるようになるとは限りません。
たとえば、これまでまったく食べられなかった食材を、同じお皿に載せられるようになった。それだけでも、子どもにとっては大切な一歩です。
口に入れられなくても、触れられた。においをかげた。少しなめることができた。
こうした小さな変化を成長として受け止めることが、子育てではとても大切だと感じました。
子どもの成長には、それぞれのペースがあります。焦って結果を求めるよりも、小さな変化を見つけながら見守っていくことが大切です。
そして何より、保護者の方が心身ともに安定していることが、子どもの成長を支える大きな土台になります。
完璧な食事や対応を目指し過ぎず、親子で少しずつ進んでいければよいのだと思います。
水曜日は実践的な補足動画を公開します
今週水曜日20時には、補足動画「アトム先生の放課後職員室」を公開します。
本編では、遊び食べや食べ物を投げる行動への対応について、主に0歳・1歳の場合をお伝えしました。
補足動画では、2歳以降の子どもへの対応を含め、食事に関する身近な悩みにQ&A形式でお答えします。
本編よりも短く、実践的な内容になっています。子どもの偏食や遊び食べに悩んでいる方は、ぜひあわせてご覧ください。
第2回補足動画「アトム先生の放課後職員室」